フラダンスに歴史あり
フラを踊る時の衣装には、ハワイ語でスカートを意味する「パウ」をはきます。
パウスカートは、伝統的な柄だけでなく、カラフルなもの、トロピカルな柄、花柄模様、リーフ柄まで、フラの独特の美しい腰の動きを表現するのにピッタリの衣装です。
このあたりが、日本ではフラダンスは女性が踊るものという認識になったのかもしれません。
しかし、このフラダンスを踊る時の衣装が、歴史上においてフラを困難な立場にする時代もあったのです。
フラには古い起源があり、神への畏敬の念をあらわす踊りとして神話の中でも神々がフラダンスを興じる様子が描かれています。
また、フラの起源には、ハワイが本来の発祥の地だという意見とタヒチが起源という説があります。
フラ自体が後世に民族の歴史や神への祈りを表現する手段だったので、物的な歴史証拠が少なく明確にはなっていないようです。
フラの歴史に影を落としたのは、1820年にアメリカから入ってきた人たちによるものです。
フラダンスをするときの男女の姿が肌の露出が多いということで、禁止されたそうです。
19世紀末になり、カメハメハ5世によるハワイ国家主義や、カラカウア王によるハワイの伝統文化の尊重により、文化復興運動がおこりました。
そして、フラができなかった約50年間を経て1874年にカラカウア王によってフラの封印が解かれました。
フラダンスの再開によって、先住民の文化を取り戻したのです。
現在のフラダンスは2種類に分けられます。
ひとつは、フラ・カヒコと呼ばれる伝統的で神聖なおどりで、もうひとつは、フラ・アウアナという現代的で美しく華やかな踊りです。
ウクレレやギターの演奏に合わせて踊るのはフラ・アウアナです。
今では、日本でもフラ専門のスカートが販売される専門店までできるようになりました。
あなたも歴史を感じながらフラガールになってみませんか。
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